スターバックスリザーブ アーカイブ

STARBUCKS RESERVE アーカイブ(趣味)。スターバックスリザーブ に関する記録と気まぐれでコーヒー関連(スタバに限らず)の書籍や道具などの販売情報も。

2018/11月 エイジド スマトラ 〜 AGED SUMATRA

マツやスギを思わせる風味を持った、深みのある力強い味わいのコーヒーです。

手摘みで収穫されたスマトラ産のコーヒーを専用の倉庫で丁寧に管理し、エイジングさせたコーヒーです。

 

生産国:インドネシア

生産地/生産者 : スマトラ島

標高:1,100〜1,400m

加工法:半水洗式

キーワード:・マツやスギを思わせる風味

      ・深みのある力強い味わい

酸味:LOW(少ない)

コク :  FULL(しっかり)

相性の良い風味 : チーズ、ナッツ、セイボリースパイス

 

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PROCESSING METHOD : エイジングされたスマトラ産コーヒー豆の独特の風味は、長年、私たちのコーヒーに対する情熱の証であり続けてきました。まず熟したスマトラ産コーヒーチェリーの収穫を行った後、そこから何年にもわたるコーヒーの旅が始まります。麻袋に入ったコーヒーは、熱帯の暖かく湿った空気が循環する特別な倉庫で保管されます。品質は定期的に確認され、袋の向きや倉庫内の位置が調整されます。こうして何年もの間倉庫で待ち続けたコーヒーはそれぞれの飲み頃を迎え、喜びの瞬間が訪れます。

 

LABEL DESIGN : エイジド スマトラと言うコーヒーには、とても長い時間と伝統が息づいています。このデザインはその背景をモチーフにしています。明るい色合いや縞模様でスマトラの自然を表現しています。そして、それを含めたいくつもの図柄が奥行きをもって重なり合うことで、エイジド スマトラが熟成するために必要な長い時間や伝統を表しています。

 

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2018/10月 ルワンダ カンズ 〜 RWANDA KANZU

レッドカラントとナシのような風味に、シロップのような口あたりのコーヒーです。高い山々に囲まれたルワンダの南西部のカンズ水洗式加工場で、地域の人々の手によって伝統的な方法で加工されたコーヒーです。

 

生産国:ルワンダ 

生産地/生産者 : ニャマシェケ地区 カンズ水洗式加工場

標高:1,800〜2,100m

加工法:水洗式

キーワード:・レッドカラントとナシのような風味

      ・シロップのような口当たり

酸味:MEDIUM(ほどよい)

コク :  MEDIUM(ほどよい)

相性の良い風味 : ドライフルーツ、ナシ

 

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PROCESSING METHOD : カンズ水洗式加工場はルワンダ南西部にあるキブ湖の近くに位置し、地域の小規模生産者たちが栽培したコーヒーを加工しています。加工場ではコーヒーの収穫時期の間およそ50人の地域の人々が働き、コーヒーチェリーをスペシャルティコーヒーと呼ぶにふさわしいコーヒーへと加工しています。カンズ水洗式加工場で加工されたコーヒー豆は著名な賞を受賞したこともありますが、行われている加工法はあくまで伝統的なものです。人々のコーヒー加工の精緻さ、技術、そして一貫性のある取り組みが伝統的な加工方法を芸術的な水準に高め、地域を支える重要な生活の糧としています。

 

LABEL DESIGN : このラベルデザインではカンズ水洗式加工場の様子が表現されています。水洗式加工場の水路や発酵タンクの壁を表す直線は、流れる水を表す曲線との対比で描かれています。また明るく鮮やかな色使いはコーヒーチェリーの力強い色合いを表現したものです。

 

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2018/10月 ハワイ カウ 〜 HAWAII KAU

上質なミルクチョコレートのような風味に、アーモンドを思わせる甘みがともなうコーヒーです。小規模生産者へのサポート体制を強化し、高品質なコーヒー生産地として成長続けるハワイ島のカウ地区産のコーヒーです。

 

生産国:アメリカ合衆国

生産地/生産者 : ハワイ島 カウ地区

標高:500m〜610m

加工法:水洗式

キーワード:・上質なミルクチョコレートのような風味

      ・アーモンドを思わせる甘み

酸味:MEDIUM(ほどよい)

コク :  MEDIUM(ほどよい)

相性の良い風味 : トーストしたココナッツ、ミルクチョコレート、キャラメル

 

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COFFEE COMMUNITY : ハワイ島のカウ地区を長い間支えていた産業はサトウキビ栽培でした。しかしサトウキビ産業の衰退から1996年にはすべての農園が閉鎖され、そこで暮らしていた人々は新たな生計の手段として、カウ地区で小規模ながらも1890年代から行われていたコーヒーの栽培に、改めて目を向けることになりました。地域の人々は結束して生産に取り組み、2007年には世界的なカッピング大会で2つのカウ地区産コーヒーが上位入賞するまでに品質を高めました。これが世界の注目を集め、生産者はさらに高い技術の獲得を目指し、カウコーヒーはさらに多くの賞を受賞するようになりました。今日、カウ地区は小規模生産者による高品質なコーヒーの産地として栄えるようになりました。

 

LABEL DESIGN : このラベルデザインはハワイ カウの生産に欠かすことのできない地域の結束と友愛の精神を表現しています。手とコーヒー豆のモチーフは生産者とその働きを、背景で交差する模様はカウ地区沿岸の風景と太平洋の潮流を表しています。

 

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2018/9月 ボリビア ソル デ ラ マニャーナ 〜 BOLIVIA SOL DE LA MANANA

ほのかなフローラルの香りとみずみずしい酸味、レモンとパパイヤのような風味を感じられるコーヒーです。ボリビアのコーヒー産業の再興を目指し生産者を支援する取り組み、「ソル デ ラ マニャーナ プログラム」から生まれたコーヒーです。

 

生産国:ボリビア

生産地/生産者 : ユンガス地方 カラナビ地区

標高:1,500m

加工法:水洗式

キーワード:・ほのかなフローラルの香り

      ・みずみずしい酸味

      ・レモンとパパイヤのような風味

酸味:MEDIUM(ほどよい)

コク :  LIGHT(軽い)

相性の良い風味 : トロピカルフルーツ、キャンディーシトラス、フレッシュシトラス

 

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COFFEE COMMUNITY : ペドロ ロドリゲスさんは30年にわたりボリビアのコーヒー産業の活性化に取り組んでいます。ボリビアの国土はコーヒーの栽培に理想的な環境なのですが、転作等によりコーヒー産業は停滞していました。そのような中、ペドロさんは教育を目的とした農場を設立するため土地を購入し、2014年には「朝の太陽」を意味するソル デ ラ マニャーナというプログラムを始めました。これは、地域の生産者に経済的に持続可能で高品質な栽培方法を伝えながら栽培を実践するものです。今ではおよそ50人の小規模生産者が参加し、今回初めての収穫を迎えることができました。

 

LABEL DESIGN : このラベルデザインにはボリビアの山々に降り注ぐ日光が描かれています。それはペドロさんのコーヒー産業における豊富な経験に裏打ちされたソル デ ラ マニャーナ プログラムが、この地域に暮らす人々にもたらしている希望と向上を表しています。

 

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2018/9月 コロンビア ぺドレガル 〜 COLOMBIA PEDREGAL

洋ナシとレッドアップルを思わせる風味と、後味に厚みのある甘みを持つコーヒーです。

まるでピラミッドのような形の山々が連なる、コロンビアのぺドレガル地区で生産されたコーヒーです。

 

生産国:コロンビア

生産地/生産者 : カウカ県 ぺドレガル地区

標高:1,700〜1,900m

加工法:水洗式

キーワード:・洋ナシとレッドアップルを思わせる風味

      ・厚みのある甘み

酸味:MEDIUM(ほどよい)

コク :  MEDIUM(ほどよい)

相性の良い風味 : ベイクドフルーツ、ブラウンシュガー

 

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TASTE OF PLACE : コロンビアの広大な国土にはいくつものコーヒー生産地があります。それぞれがコーヒー栽培に理想的な微気候に恵まれ、個性あるコーヒーが生産されています。コロンビア ぺドレガルはカウカ県にある人里離れたペドレガル地区で栽培されました。ぺドレガルとは「石の土地」と言う意味です。とても厳しい環境のような地名ですが、コーヒーの木にとっては、高い標高、火山性土壌、昼夜の寒暖差に恵まれた、楽園のような環境です。

 

LABEL DESIGN : このラベルのデザインは、コロンビア ぺドレガルが栽培される渓谷の昼夜の寒暖差に着想を得たものです。明るい色で温暖な日中を、深く落ち着いた色で冷涼な夜を表現し、それらが重なり合うことで渓谷を取り囲む山々を形づくっています。

 

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2018/8月 マラウイ セイブル ファームズ 〜 MALAWI SBALE FARMS

クランベリーやミルクチョコレートのような心地よい味わいと、シトラスを思わせる風味を持ったコーヒー。
マラウイ南部に位置する、セイブル ファームズのンガパニ農園とチパレ農園で栽培されたコーヒーです。

 

生産国:マラウイ

生産地/生産者 : ンガパニ農園、チパレ農園

標高:1,200m

加工法:水洗式

キーワード:・クランベリーやミルクチョコレートのような心地よい味わい

      ・シトラスを思わせる風味

酸味:MEDIUM(ほどよい)

コク :  LIGHT(軽い)

相性の良い風味 : ドライフルーツ、レッドフルーツ

 

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PROCESSING METHOD : セイブル ファームズは高品質コーヒーの生産と、資源の保全を目指してインフラを整えることに成功しました。コーヒーの木に効率的に水分を供給する点滴灌漑システム、チパレ農園に導入された太陽光乾燥装置、水洗式加工で使用する水の再利用システム、土壌に排水する水の浄化システム、農園からの廃棄物を利用した大規模な堆肥製造システム、土壌分析を活用した定期土壌監視体制、ンガパニ農園に導入された年間18万本もの苗木の栽培施設などがあります。

 

LABEL DESIGN : このラベルのデザインは太陽と雨、土壌と作物、農園で暮らし働く人々とその家族をモチーフにしています。これらはセイブル ファームズが環境に配慮した栽培法で成功するにあたって大切な要素となっています。セイブル ファームズはコーヒーの品質の高さだけでなく、地域への教育活動でも知られています。

 

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2018/8月 ルワンダ アバクンダカワ 〜 RWANDA ABAKUNDAKAWA

レモンやマンダリンオレンジを思わせる明るい酸味と、ほのかなキャラメルのような余韻を感じるコーヒー。

およそ2,000人の生産者によって構成され、多くの先進的な取り組みを行う協同組合のコーヒーです。

 

生産国:ルワンダ 

生産地/生産者 : アバクンダカワ生産者協同組合

標高:1,500〜2,000m

加工法:水洗式

キーワード:・レモンやマンダリンオレンジを思わせる明るい酸味

      ・ほのかなキャラメルのような余韻

酸味:MEDIUM(ほどよい)

コク :  MEDIUM(ほどよい)

相性の良い風味 : シトラス、チョコレート

 

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COFFEE COMMUNITY : 「コーヒーを愛する人たち」。これが、アバクンダカワと言う言葉の意味です。そしてこの力強い信念が、アバクンダカワ生産者協同組合のコーヒー生産者の推進力になっています。現地での焙煎からテイスティング、地域の教育や地域支援への再投資、オーガニックな加工法への推進に至るまで、この生産者たちの先駆的な手法が、華やかなコーヒーと地域の活性化に向けた類まれな事例を作り出します。このコーヒーをお届けして3年目となる今年、この素晴らしい生産者協同組合の成功を、私たちはワクワクしながら見守っています。

 

LABEL DESIGN : このラベルのデザインはアバクンダカワ生産者協同組合の女性をモチーフにしたものです。内戦により家族を失い、突然に家族を支えることにとなった女性も多く、彼女たちはコーヒー生産の全てを自分たちで行うことになりました。色彩の明暗は、過去の歴史を希望に満ち溢れた明るい未来に変えたこの女性たちの力強さと気高さを表現し、抽象的な地形図とコーヒー豆の輪郭は自然環境への配慮を示しています。

 

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